昔の格闘家って極端に強い人っていましたよね。
桁違いの強さで、人間じゃないみたいな超人が。
すぐ思いつく人は、柔道の木村政彦先生。
負け知らずどころか、相手は木村とやって何秒立ってられるかが目標だったそうですからね。
木村先生を知る人は、山下と比べ物にならないって口を揃えるそうです。
もちろん木村先生が強すぎるってことで。
現役オリンピックメダリストが50歳を越えた木村先生に寝技で
何度も何度も「まいった」したそうですからね。
プロレスで力道山に負けたってのは論外です。
真剣勝負じゃないですから。
当時、木村先生は奥さんの病気で、もの凄く高い薬を買うお金が必要だったのです。

そして、空手の大山倍達先生。
大山総裁がむかし言ってましたが、
強い人間とは、体重80kg以上で、指一本で逆立ち歩行が出来る人間だそうで。
それが出来る握力があれば、相手の肉を引きちぎる事ができるからだそうです。
このブログを通じていろいろ教えていただいてる相子さんは実際に
大山倍達のコイン潰しを目撃されてますが、その握力で相手を握ったら
肉も骨も引きちぎってしまうんでしょうね。
説得力はありますが、まねどころか目指す気にもなれない強さです。
牛との戦いも映像で見ましたけど、牛の角を引きちぎってますからね。

もう一人、レスリングの笹原正三先生。
オリンピック金メダリストで、生涯無敗。
これだけでも超人ですが、オリンピックの決勝でなんと
相手が「もう攻めないでくれ。お前が強いのはわかった。」って懇願したそうですよ。
オリンピックの決勝でですよ。
アタシの友人で、現在レスリングコーチしてる人いるんですけどね。
大学生の時に60歳を越えてた笹原先生に挑んで、返り討ちにあったそうです。
昔の桁外れに強い超人達はきっと今みたいな合理的、科学的な練習だけじゃないから
桁が外れたんじゃないかと思います。
今も凄く強い人はいるけど、桁は外れてないですよね。
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