約20年前、当時の極真全日本王者の増田章先輩が100人組手に挑みました。
100人組手とは、100人の人間が、代わる代わる一人にかかって行くという
極真の荒行で、4時間位闘いっぱなしというものです。
当時18歳の茶帯、某支部の内弟子だったアタシも100人のうちの一人でした。
内弟子生活で、ガリガリに痩せこけたアタシが40何人目かに出て来たら
大山倍達総裁が、「キミ、たいじょうぶかね?」って。。
アタシが「オス!できます!!」
審判の郷田師範が「オラー!気合い入れてけ!オラー」
それまでKOの山を築いてきてた増田先輩も疲れてきて、アタシは倒されずに終わりました。
だんだん失速してくる増田先輩に、明らかに手加減した攻撃をしてた人に
大山倍達総裁が物凄い形相で
「キミは、どこの道場だね。キミみたいなヤツは、アタシが若かったらブチ殺しとるよ!!」
その人が「オス。失礼しました」っていったら総裁は、物凄い大声で
「失礼しとるよーーーー」
こんなことになったら、アタシだったら間違いなく空手辞めますね。
大山倍達総裁って物凄いオーラなんです。
総裁に声をかけられたらその日は、眠れません。
2ちゃんねるとかで、大山倍達の悪口を書いてるヤツが、もし大山倍達を間近で見たら
絶対弱いなんて書けないですよ。どんなバカでもあのオーラは判ります。
大山倍達を間近でみれば、超人だったのが嘘じゃないってのが判ります。
漫画以上ですからね。漫画でも表せない超人です。
増田章先輩は、見事に100人を闘い抜きました。
全身打撲で、内臓もボロボロになって、即入院でしたが。
極真は修行です。
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